お家でできる体を使った遊び

工夫次第でお家でも体を使って遊べます。例えば、オリジナル障害物コースがあります。家中をコースにして、廊下はテープで印をつけて「けんけんぱ」、お布団でできた滑り台からゴロゴロころがり、テーブルのトンネルをくぐって、ダンボールのおうちへゴールするといった具合です。

宝さがしも面白いです。お宝を決めて、「宝の地図」を書いてもらいます。読めるような地図は描けなくてもかまいません。手や指を動かすことが運動能力の向上につながります。お宝のある場所にさらに「宝の地図」を隠しておくこともできます。完成したら子どもと一緒にお宝を探しましょう。

幼児期の遊びはとても大切

山梨大教育学部長の中村和彦さんによると、山梨県の小学生の遊び時間は30年前の半分になり、1割の子どもしか外で遊んでいないそうです。文部省も現代の幼児は体を動かして遊ぶ機会が減少していると危惧しています。子どもの運動神経の発達曲線を見ると、0歳から6歳までに成熟期の80%まで発達します。つまりこの時期は遊びを通して様々な動きを身につける大事な時期なのです。

文部省の幼児期運動指針では、幼児は様々な遊びを中心に毎日合計1時間以上楽しく体を動かすことが大切だと述べられています。この遊びには散歩や手伝いなども含まれます。確かに遊びは生涯にわたって健康を維持し、豊かな人生を送るための基盤となります。なぜなら幼児期に多様な動きや体力を培うことは、様々な活動への意欲や社会性や創造性を育むと考えられるからです。

できれば森の幼稚園みたいに自然の中で友達と遊ばせたいですね。森で遊んでいれば、危険を判断し、とっさの時に身を守る動きを身につけられるでしょう

参考記事:山梨日日新聞 2018年9月18日 時標蘭

 

健康のためには

健康のためには、毎日体重を計って、適正体重を維持するのが重要だ。多い人は、無理せずゆっくり体重を減らさなければならない。人間は現在の体重を維持するようにホルモンが分泌されるから、急速な減量をすると、リバウンドを招き、太りやすい体になるからだ。

健康のためには、よい生活習慣とよい食事が大切だ。睡眠不足になると、食べ過ぎて太ってしまう。実は空腹な時間が長いほど健康にいい。お腹がすいてから食べるようにする。運動は筋トレ、ジョギング、柔軟体操、水泳などをするとよい。運動をすると骨が丈夫になり、筋肉がついて姿勢がよくなる。適正体重になるまでは、ケガをしないように、ストレッチをしてから、無理せず徐々に負荷を高めていく。運動の合間にはこまめに水分を補給する。中高年者は、糖質を減らし、筋肉をつけるためにタンパク質を多くとるとよい。

生活習慣
・十分に睡眠をとる。
・毎日1時間くらい体操や運動をする。
・できるだけ間食をしない。

 

食事
・砂糖などの精製食品を避ける。
・繊維質食品を多く食べる。
・発酵食品を食べる。