笛吹川フルーツ公園は家族連れで大賑わい

暑かった夏も嘘のように涼しくなり、金木犀の香りのする秋の風が心地よくなってきました。今日は甲府から車で30分の笛吹川フルーツ公園に初めて出かけました。アクア・アスレチックやわんぱくド-ムなど、子ども用の施設は家族連れで賑わっていました。

この公園はリゾートホテルや日帰り温泉が隣接する総合公園で、標高550mの園内からは南アルプスの山々や甲府盆地を一望できます。32haの広大な園内には、リンゴ、ブドウ、カキ、カリン、アケビなど、秋の果物が実っていました。草花を見ながら散歩を楽しみました。
公園の隅には10年前に移設された横溝正史の家がありました。そこで東京から観光バスで来た老夫婦に会い、外で待っていた奥様と3分ほど立ち話しをしました。話の内容は旦那様に対する愚痴が殆どでした。


例えば、新聞記事を貼ったスクラップブックや探偵小説が増えて困るとか、同じような服を買ってくるとか、耳が聞こえなくなってケンカになるといった話しです。妻が「うちもそうですよ~」と言って話しを合わせ、私が「それでどうなさるのですか?」と尋ねると、奥様は「密かに捨てるのですよ」と低い声でお応えになりました。怖くなったので、話を切り上げてフル-ツ売り場に行きました。
そこでは地元野菜が市価の半額で販売されていたので、ナスと赤ピ-マンとリンゴを買いました。帰宅後、赤・黄ピ-マンを使ってエビの炒め物を料理しました。

 

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