知られざるガリバー レオン自動機

テレビ東京の「知られざるガリバー」というテレビ番組で包餡機の国内シェア9割を誇るレオン自動機が紹介されました。
創業者の林虎彦は1961年に世界初の包餡機を完成させ、宇都宮にレオン自動機を創立しました。この機械は、2枚の高精度の螺旋状の刃を用いて、弾性の異なる餡(あん)を餅(もち)で包みながら切断することができます。
こうした技術は食パン作りにも活かされています。シート状に伸ばしたパン生地に餡をライン状に載せて斜めに巻き上げることで、美しい餡入り食パンが得られます。
アメリカのカルフォルニアのオレンジベーカリー社は、食パンの製造工程ラインを全てレオン自動機のものを採用し、失敗のない食パン製造を実現しています。
同社は食パンを発酵後に冷凍出荷しています。それによってスーパーのパン店は1時間以内に食パンを焼いて出せるようになりました。従来10時間かかっていた焼成工程を短縮したことで、多めにパンを焼く必要がなくなり、大幅な食品ロスの削減に成功しました。
 
 
 
 
 
たけお めい、岩谷 宏一、他2人
 

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