インフラサウンドで災害検知

オクラホマ州立大学のエルビング准教授は低周波音で竜巻の発生を検知する研究を進めています。従来の警報の的中率は20~30%程度と低いのが問題でした。
竜巻は発生する数分前に上空で20Hz以下の低周波音(インフラサウンド)を発生させます。エルビング博士が開発したマイクは、8の字型チューブで広範囲の風音を中心部に集めます。4方向の音を重ね合わせると雑音成分が打ち消しあい低周波音を取り出すことができます。博士は竜巻の発生前に20Hz以下の音量が増大することを確かめました。日本でもインフラサウンドで津波、雪崩、噴火、地震などの災害発生を検知することが期待されています。

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