「世界の入試で未来が見える」

NHKのTV番組ニュー試「世界の入試で未来が見える」で有名大学のユニークな問題が紹介されました。大学ランキング10位のシカゴ大学は94人のノーベル賞受賞者を輩出しています。その問題は「How do you feel about Wednesday?」というものです。ペプチド学者の山本尚シカゴ大学の名誉教授は、「文章力、イノベーション力、没頭力」の3つの基準で採点していると答えました。文章力は読ませる力。自分の生活のことなのだから、力強く言い切る文体が望ましいそうです。
フランスの高校には哲学(バカロア)の科目があります。紹介された問題は「芸術に無関心であることは可能か?」です。芸術や無関心を自分なりに定義して、可能と不可能の2つの意見を考えて、より優れた結論を論理的に導く批判力を養成します。フランスが考える力を重視するのは、それが民主主義社会に参加するのに不可欠なことだからだそうです。
早大では「キュー」をジャンケンに加えて新しいゲームを作りなさいという問題が出題されています。観察力、論理力、独創力の観点から回答を評価しているようです。大学は自ら問い、学ぶところです。世界の入試問題は自ら問い考えられる独創力のある人材を選択しようとしています。https://www.facebook.com/photo/?fbid=1606009866451926&set=pcb.1606009906451922

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