ホームレスの人が一番欲しがっているのは働く場所

2022.3.22投稿
NHKのプロフェッショナルの番組で、社会起業家の川口加奈さんのホームレス支援のNPO活動(所員16名)が紹介されました。コロナ禍で給料が払われず、ホームレスになる人が増えています。
ホームレスの人は空き缶収集に自転車を使うので、自転車の修理ができます。川口さんは大阪市内でハブチャリというシェアサイクル事業を立ち上げ、ホームレスに働く機会を提供しています。2020年にシェアサイクルの拠点は300ヶ所に達し、その事業収入は5,000万円近くになりました。
川口さんたちは夜間ホームレスの人にお弁当を配って、関係を作っていきます。相手の話しをよく聴いて、自分の心を無にして自分の意見を押し付けず、生活保護などの選択肢を提案します。ホームレスの人が一番欲しがっているのは働く場所でした。「自分の価値が発揮される場所にいられるっていうのはひとつの幸せじゃないかな」と言っています。

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