恐竜博2019が開催中

恐竜博2019が10月14日まで上野の国立科学博物館で開催されています。入場料は大人1600円、高校生以下は600円です。世界で初めて、謎の恐竜デイノケイルスの実物化石と全身復元骨格が公開されています。北海道のむかわ町で発掘されたカムイサウルスの実物化石と全身復元骨格も展示されています。金曜のお昼でもチケット売り場には15分の行列ができていました。常設展ではトリケラトプスやスミロドンの全身復元骨格などを見ることができます。

恐竜博の見学者は男女同数でした。女性も恐竜に興味をもっているのは意外でした。小さい子ども連れの人もいました。子どもたちに、珍しいもの、驚くべきもの、美しいものを見る機会を与えることは、自然や動植物に対する好奇心を育てます。好奇心は学問の種です。なぜなら好奇心をもって触れると、色々な疑問を持ち、想像を巡らせるようになるからです。

小学生の男の子がテーブルに置かれた恐竜の歯を触っていました。隣にいた私はその子に「恐竜の歯はなんで黒いのだろうね?普通、歯は白いでしょう?」と尋ねてみました。それを聞いていたお母さんが感心して、息子に「なんで恐竜の歯は黒いのかしらね?」と聞いていました。もちろんその答えは「その歯は化石だから」です。恐竜の頭蓋骨には、ヒトには見られない、いくつかの大きな穴があります。どうしてなのでしょうか?展示物をよく観察して、小さな疑問を持つこと。これが展示会を楽しむコツです。家に帰って調べてみると、多くのことを学ぶことができます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。