細菌とヒトのどちらの呼吸活性がより大きいのでしょうか?

呼吸活性の値の例を挙げると、静止時では

  • 蝶0.6μl、カエル0.15μl、ヒト0.21μl、マウス2.5μl、

です。正確な単位は[μlO2/mg(乾物)/hour]です。マウスの静止時の呼吸活性がヒトより高いのは、マウスは体が小さいために放熱が大きいからでしょう。活動時は上昇し

  • 蝶100μl(飛翔)、ヒト2μl(走行)、マウス20μl(疾走)

となります。蝶は飛翔するのに静止時の166倍のエネルギを使っています。

細菌の呼吸活性はどうでしょうか? 

  • 藍藻1~10μl、カビ10~50μl、酵母50~100μl、
  • 大腸菌100~300μl、酢酸菌1000μl、窒素固定菌3000μl

大腸菌の呼吸活性はヒトより100倍以上大きいことが分かります。窒素固定菌に至っては1000倍以上です。細菌を増やすには土壌に大量の有機物が必要になりそうです。

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