哲学対話でいじめ解消

https://www.gentosha.jp/article/11403/
東大の梶谷真司先輩が考える力を育てるために輪になって座り哲学対話をすることを提案しています。その対話において8個のルールを提案しています。
 梶谷先生の話で、あるクラスでいじめの問題について対話したときに、「なぜ人がいじめられているところを見ると笑うのか?」という疑問がでてきたことがあるそうです。結局、他の人に合わせているだけで誰も本気で面白いと思ってはいないことが分かりました。その後、人がいじめられているのを見てもだれも笑わなくなり、それを止める人も出てきて、次第にいじめが無くなったそうです。自由に考え結論を急がなかったからこそ、極めて難しいいじめの問題を解決できたと考えています。
 考える力は個人の修練や競争で身につくものではなく、自由に問いなんでも話せる場をつくること、それによって信頼関係をつくることこそが、考える力を育てることになると梶谷先生は主張されています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です