リップル(Ripple)とは何でしょうか?

リップルとは、米国のRipple社.によって開発された送金・決済システムであり、そこで使われる仮想通貨の名称でもあります。リップルの通貨単位はXRPであり、時価総額は1兆4000億円で、ビットコイン、イーサリアムに次いで第3位となっています。リップル社がリップルネットワークの開発およびXRPの発行を行っており、2018年4月時点、世界各国で100以上の金融機関や政府機関と提携しています。


今日、世界中で155兆ドルが国際間送金されています。各国の通貨を一旦XRPに換金して送金することでスムーズに国際送金が実現できます。リップルは国際送金において、通貨の仲立ちをするので、ブリッジ通貨と呼ばれています。銀行が1~3日、4,000円かかる送金処理をリップルは3秒、10円で行います。ビットコインより手数料がかからない特徴があります。リップルはGMOコインが販売を行っています。

リップルはビットコインと同様に分散型台帳技術を利用しますが、二重支払いの検知をプルーフ・オブ・ワーク・システムではなく、独自に開発されたコンセンサス・システムによって行います。これによりビットコインの致命的な弱点であるスケーラビリティや消費電力といった問題を克服したと述べています。ビットコインでは平均10分かかっていた決済をリップルでは数秒で行うことができます。リップルの発行上限は1000億枚です。リップルはビットコインの暴落とともに値を下げています。

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